人名事典

>> 検索トップへ

小林照幸

(こばやし・てるゆき)
 1968年、長野県長野市生まれ。長野高校卒業。1992年、明治薬科大学在学中に、ハブの血清づくりに心血を注いだ沢井芳男を描いた『ある咬症伝』(後に『毒蛇』(TBSブリタニカ)として出版)により、第一回開高健賞奨励賞受賞。以後、作家活動に専念している。

 綿密な聞き取り取材をベースに、一貫して先人たちへの敬意を忘れない著作態度が特徴である。

 その他の著書に『続毒蛇』(TBSブリタニカ)、『フィラリア─難病根絶に賭けた人間の記録』(TBSブリタニカ)、『真商道に燃えよ─損得より善悪を重んじた商人の記録』(商業界)、『お菓子の詩』(商業界)、『床山と横綱─支度部屋での大相撲五十年』(新潮社)、『神を描いた男・田中一村』(中央公論社)、『闘牛の島』(新潮社)、『朱鷺の遺言』(中央公論社)、『死の貝』(文藝春秋)など。

(データ作成:1997年)