人名事典

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小薬一夫

(こぐすり・かずお)
1956年、神奈川県生まれ、法政大学文学部卒業、日本考古学専攻、専門は縄文時代、日本考古学協会会員。1980年より東京都埋蔵文化財センターに従事し、多摩ニュータウン遺跡群の縄文遺跡の調査を数多くおこなう。現在、神奈川県立東高根森林公園副所長。現代生活の基本を調べていくと、その多くが縄文時代にたどり着く。自然に育まれ、その自然を巧みに活用した縄文の生活と技を研究テーマとする。

主要論文として、『縄文前期集落の構造』(法政考古学)、「住居型式論からの視点」「縄文生活―あるいは縄文スローライフ―」(以上、東京都埋蔵文化財センター研究論集)、「なわと縄文」:『土器を読み取る』(同成社)などがある。
(データ作成:2014年)