人名事典

>> 検索トップへ

山中典士

(やまなか・のりお)
昭和3年生まれ。滋賀県出身。母のきもの姿の中に、やさしさ・ 温かさを実感しながら育ち、それが後にきものの装いの中に愛・ 美・礼・和の四徳を発見。装いの道「装道」を創唱して、現代の 和装哲学を確立。昭和39年に我が国初のきものの指導者を養成す る「装道礼法きもの学院」を創設。昭和40年「全日本きものコン サルタント協会」を設立し、きもの文化指導者14万人を養成。き もの愛好者500万人に自分一人での着装を広める。 毎年100人以上全員きもの姿の「装道礼法きもの文化使節団」を 世界100か国に派遣し、自らもニューヨーク国連本部から2度にわ たり招聘を受け、講演を行なう。また、ローマ法王・ヨハネパウ ロⅡ世、ベネディクト16世の2代にわたり拝掲し、激励をいただ くなど、世界各国に和装文化を伝える活動を展開。国内におい ても全国各地での講演活動や、「きもの装いコンテスト・世界大 会」の開催、「国民和装の日」制定の署名運動、中・高校生のた めの「きもの着装・礼法・マナー教室」「中学生・高校生マナー 検定」を開くなど活躍の場を広げている。 現在、文部科学省 経済産業省認可社団法人全日本きものコンサ ルタント協会会長、装道礼法きもの学院会長、全日本マナー検定 協会会長など。

著書『幸福切符』『新幸福切符』(山手書房)『日本を甦らせる智 慧』『幸福哲学のすすめ』(致知出版社)『日本人の知らない日本 の叡智』(河出書房新社)『もっともっと美しく』(日本教文社) 『きものと美しい人生』(主婦と生活社)『一枚の布を道にして』 (講談社)『愛と智慧の出発』(読売新聞社)『あなたの美しさを引 き出す本』(開隆堂出版)ほか多数。

(データ作成:2010年)