人名事典

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岸田 秀

(きしだ・しゅう)
1933年、香川県善通寺市生まれ。早稲田大学文学都心理学科卒。現在、和光大学表現学部教授。フロイド理論を独自に発展させ“人間は本能が壊れた動物である”と主張。「史的唯幻論」を基軸に自我論、国家論、文明論など幅広く活躍。

主な著書に『ものぐさ精神分析』(中公文庫)『フロイドを読む』(青土社、河出文庫)『嫉妬の時代』(文春文庫)『自分の心をどう探るか~自己分析と他者分析~』(町沢静夫氏との共著・集英社文庫)『性的唯幻論序説』(文春新書)などの他、訳書も多数。

(データ作成:2000年)