人名事典

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川田龍平

(かわだ・りゅうへい)
参議院議員。東京HIV訴訟原告。元松本大学非 常勤講師。

1976年、東京都小平市生まれ。生後6ヶ月で血友病と診断され、治療のための輸入血 液製剤投与によりHIV感染。1993年、「薬害エイズ 事件」の国と製薬会社の責任を問う東京HIV訴 訟の原告に加わり、1995年実名を公表。1996年に実 質原告勝訴の形で和解したが、それ以後も薬害 エイズの真相と責任を追及し続ける。1998年東京経 済大学を休学し、ドイツのケルンに留学。その後、 衆議院議員となった母・川田悦子の秘書を経て、 2007年の参議院選挙に無所属で立候補し当選。 現在、環境委員会に所属。「いのちを最優先にす る社会」を実現するため、医療の教育問題に取り 組む。

主な著書に『日本に生きるということ』(講談社) 『川田龍平 いのちを語る』(明石書店)『龍平の   現在』(三省堂)など。

(データ作成:2009年)