1960年生まれ。「吉兆」の創業者湯木貞一氏の孫にあたる。20歳 から本格的に修業を始め、貞一翁から料理の核心を学ぶ。その 後、高麗橋吉兆、東京吉兆での修業を経て、京都・嵐山本店へ。 1995年から総料理長として現場を指揮。現在は嵐山本店のほかに も京都吉兆グループ5店舗を経営する。 伝統を守りながらも時代に即した食へのアプローチに挑戦し続 け、日本料理に多彩な演出を行う。 2005年、世界のトップシェフが集まる「第3回インターナショナ ル・サミット・オブ・ガストロノミー」に、日本料理界から初め て参加。2009年東京にて開催された「世界料理サミット2009　 ＴＯＫＹＯ ＴＡＳＴＥ」には日本代表として参加。 そのほか、2004年、2006年イタリアのスローフード協会主催「食 の祭典、サローネ・デル・グスト」、2008年サンフランシスコ「味 の開拓者：うま味シンポジウム」、2008年ニューヨーク「ジェー ムズ・ビアード財団マスターピースダイニング」に招聴される など、国際的な知名度も高い。 2010年にはシンガポールに徳岡氏個人がプロデュースする 「kunio tokuoka」を開店。