人名事典

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杉本正徹

(すぎもと・まさてつ)
1951年、石川県に生まれる。1974年横浜国立大学経営学部卒業後、伊藤忠商事に入社。安宅産業との合併での海外関係の業務等に従事した後、瀬島龍三氏の韓国、台湾関係での活動をサポート。1982年、瀬島龍三氏より、同氏が生涯の座右の銘としていた「照一隅」の書を、著者に贈る形で同氏の署名捺印入りでいただく。その後、同社の経営企画関係の業務に従事。1979年『永遠の沈黙への憧れ』(リサーチ出版)を出版。意識の場としての自己存在の拡大、+と-、0と∞と宇宙の関係などの原理を考察した論文集。1990年『0と∞の円環』(北国新聞社)を出版。詩の形で書いた宇宙と自己存在の実相。実相を表わすために、宇宙語とも言うべき純粋思考言語を編み出す。1996年『絶対者を超えて』(三友社出版)を出版。韓国全斗煥政権成立に端を発する、レーガン、ゴルバチョフ、サッチャー、中曽根元首相らによる世界変革の動因の中で書いた論文集を後年書籍にしたもの。0=∞であり時間は存在しないとすることにより、アインシュタインの特殊相対性理論での「宇宙の絶対時間」の存在の問題も解けるなどの論文も含む。2006年伊藤忠商事を退職し、社団法人日本経営士会に入会、有限会社21世紀の経営を設立。経営戦略に関する講師、地域経営についての雑誌への寄稿などを多数行い、2009年『資本主義から人間主義社会へ』(PHP研究所)を出版。日本人の長所、強みを種々の面から掘り下げ、世界が進むべき道において日本がリーダーになる方法を提示。同年、講演CD『日本が世界に示す創造的人間主義社会』(暦日会)を発売。PHPの本の内容をかみ砕いて講演を行い、CDに収録して発売されたもの。2011年北國新聞社の北國文華に『「日本復活」を考える』を寄稿。今後の日本の発展のためには、創造的能力の評価、活用が不可欠であり、そのためには暗記能力偏重の制度を変革する必要があることなどを提言。2014年、Webサイト「ARTの庭」を主催者として立ち上げ、日本人の創造美の世界に向けた発信を開始。
(データ作成:2014年)