人名事典

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甲野善紀

(こうの・よしのり)
1949年東京生まれ。武術研究者。20代の初めに「人間にとっての自然とは何か」を探求するため武の道に入り、1978年に「松聲館道場」を設立。以来、剣術、抜刀術、杖術、槍術、薙刀術、体術などを独自に研究する。2000年頃から、その技と術理がバスケットボール、野球、卓球などのスポーツに応用されて成果を挙げ、その後、楽器演奏や介護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになった、2006年以降、フランスやアメリカから日本武術の紹介のため招かれて講習を行なう。2007年から3年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた。2009年から森田真生氏と「この日の学校」開講。</p>著書に『剣の精神誌』、『できない理由は、その頑張りと努力にあった』、『自分の頭と身体(からだ)で考える』(養老孟司氏との共著)、『薄氷の踏み方』(名越康文氏との共著)、『巧拙無二』(土田昇氏との共著)など多数。月2回、夜間飛行からメールマガジン「風の先・風の跡」を配信中。
(データ作成:2020年)