人名事典

>> 検索トップへ

茂山千五郎

(しげやま せんごろう)
本名、茂山正義。1945年、12世茂山千五郎の長男として誕生。4歳の時、『以呂波』のシテにて初舞台。20歳で『釣狐』を披く。1976年、「花形狂言会」を発足。弟・眞吾、従兄弟・あきら、弟・千三郎(1980年入会)と共に主宰する。古典狂言のほか、『木竜うるし』(木下順二作)SF狂言『狐と宇宙人』(小松左京作)『死神』(帆足正規作)1000年ぶりの復曲『袈裟求』(織田正吉作)をはじめとする数々の新作狂言に取り組む。ヨーロッパ・アメリカ・東南アジア等海外公演にも多数参加。茂山家の主軸として年間600回にものぼる舞台をふんでいる。現在は七五三・あきらと共に、桂米朝一門を巻き込み「お米とお豆腐」を立ち上げ、新たな試みに挑戦中。日本能楽会理事、重要無形文化財総合指定保持者、国立歌舞伎養成部講師。
(データ作成:2009年)