人名事典

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大塚英志

(おおつか・えいじ)
1958年、東京生まれ。筑波大学卒業後、日本民俗学専攻。フリー編集者として、「漫画ブリッコ」の編集長、「少年キャプテン」の編集を務める。1980年代の後半から、サブカルチャーにかんする評論を展開し、明晰で説得力をもつ言葉で読者の圧倒的な支持を得る。『戦後まんがの表現空間』(法蔵館)でサントリー学芸賞を受賞。現在の本業は、まんが原作者およびジュニアノベルズ作家。

代表作に『魍魎戦記摩陀羅』『多重人格探偵サイコ』『木島日記』(以上、角川書店)など。評論家としての著書に『物語の体操』(朝日新聞社)『教養としての〈まんが・アニメ〉』(講談社現代新書)『戦後民主主義のリハビリテーション』(角川書店)『江藤淳と少女フェミニズム的戦後』(筑摩書房)『「彼女たち」の連合赤軍』(角川文庫)など多数。

(データ作成:2001年)