人名事典

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梅原 猛

(うめはら・たけし)
1925(大正14)年、仙台市生まれ。愛知県知多郡で育つ。哲学者。京都大学文学部哲学科卒。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長、ものつくり大学総長などを歴任。東日本大震災復興構想会議では特別顧問を務めた。72年『隠された十字架 法隆寺論』(新潮社)で第26回毎日出版文化賞受賞、74年『水底の歌 柿本人麿論』(上下巻、新潮社)で第1回大佛次郎賞受賞。99年、文化勲章受章。人類普遍の哲学を求めて思索を深めてきた。「梅原古代学」「梅原日本学」と呼ばれる多くの著作がある。

主な著書に、『梅原猛著作集』(全20巻、小学館)、『親鸞「四つの謎」を解く』(新潮社)、『人類哲学序説』(岩波新書)、『地獄の思想』(中公文庫)、『梅原猛の『歎異抄』入門』(PHP新書)、『梅原猛の仏教の授業 法然・親鸞・一遍』(PHPエディターズ・グループ)などのほか、『ヤマトタケル』『ギルガメシュ』『小栗判官』などの戯曲も執筆。
(データ作成:2015年)