人名事典

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橋本 武

(はしもと・たけし)
1912(明治45)年、京都府生まれ。1934年、東京高等師範学校を卒業。旧制灘中学校の国語教師となる。中勘助著『銀の匙』を中学3年間かけて読み込むという授業を実践。21歳から71歳まで、50年間にわたり教壇に立ち続けた。2013年、101歳にて逝去。教え子たちには作家の故・遠藤周作氏はじめ、神奈川県知事の黒岩祐治氏など、各界の第一線で活躍している人が多数いる。

著書に『橋本武のいろはかるた読本』(日栄社)、『〈銀の匙〉の国語授業』(岩波ジュニア新書)、『灘校・伝説の国語授業』(宝島社)などがある。
(データ作成:2015年)