人名事典

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水上 勉

(みなかみ・つとむ)
1919年、福井県生まれ。

 9歳で京都の仏門に入るが、17歳の時、僧院を脱走。以来貧困と彷徨の生活を続け、40歳の時『霧と影』でベストセラー作家となる。

 代表作は『雁の寺』(直木賞、文藝春秋)、『五番町夕霧楼』(文藝春秋)、『一休』『越前竹人形』(中央公論新社)、『飢餓海峡』(朝日新聞)、(谷崎賞)『寺泊』(川端賞、筑摩書房)『金閣炎上』(新潮社)『閑話一滴』(PHP研究所)など多数。

(データ作成:1999年)