人名事典

>> 検索トップへ

江田憲司

(えだ・けんじ)
1956年、岡山県生まれ。1979年、東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。1987年~1988年、ハーバード大学国際問題研究所特別研究員。1990年、官邸に出向し、海部・宮沢両内閣で総理演説・国会対策を担当。「湾岸戦争」を経験する。1992年、通産省に復帰し、経済政策の司令塔、産業政策局総務課長補佐。1995年、村山内閣で橋本通産大臣の事務秘書官。世界の耳目を集めた日米自動車交渉、阪神淡路大震災の復興な どに携わる。1996年、橋本内閣発足とともに総理大臣秘書官(政治・行革担当)に就任。中央省庁の再編や行財政改革などを推進し、族議員や官僚と激しく渡り合う。1998年、橋本内閣総辞職と同時に、通産省には戻らず首相官邸(内閣官房)にて退職。その後、ハワイでの放浪生活を経て、2002年、衆議院議員に初当選(補欠選挙)。2005年、衆議院議員総選挙で2回目の当選、2009年には、渡辺喜美氏とともに、脱官僚・地域主権・生活重視の国民運動を立ち上げた。

著書に『改革政権が壊れるとき〈共著〉』(日経BP社)『首相官邸〈共著〉』(文春新書)などがある。

(データ作成:2009年)