人名事典

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渡辺惣樹

(わたなべ・そうき)
日米近現代史研究家。1954年生まれ。静岡県下田市出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社(現・日本たばこ産業)に勤務したのち、日米近現代史の研究を始める。米英ほか歴史資料を広く渉猟し、日本開国から太平洋戦争開戦に至る日米関係史を考究。米国側の視点を取り入れつつ、この間の歴史を国際関係のなかで俯瞰した著作を上梓して高い評価を得る。ソーワトレーディング代表、カナダ在住。</p>著書に『日米衝突の萌芽1898-1918」(第22回山本七平賞奨励賞)『日米衝突の根源1858-1908』(いずれも現在は草思社文庫に所収)、『戦争を始めるのは誰か』『第二次世界大戦 アメリカの敗北」(いずれも文春新書)、訳書に『日本1852』『アメリカはいかにして日本を追い詰めたか』『ルーズベルトの開戦責任』(以上、草思社文庫)などがある。
(データ作成:2020年)