人名事典

>> 検索トップへ

玄僑 宗久

(げんゆう・そうきゅう)
1956年生まれ。作家、禅僧。福衆寺住職。慶應義塾大学中国文学科卒業。さまざまな職業を経験した後、京都の天龍寺専門僧堂に入門。その後、福島県福栄寺の副住職となり、現在は住職を務める。僧職の傍ら、作家活動を続け、2C府1年『中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。柳澤桂子氏との往復書簡『いのちの対話』で文藝春秋読者賞を受賞。2011年4月から2012年2月まで、東日本大震災復興構想会議委員を務めた。

著書に『禅的生活』『現代語訳 般若心経』(以上、ちくま新書)、『無常という力」(新潮社)、『しあわせる力』(角JllSSC新書)、『まわりみち極楽論』(朝日文庫)、小説に『アミターバ 無量光明』『アプラクサスの祭』(以上、新潮文庫)、『阿修羅』(講談社文庫)など多数。