人名事典

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紀野一義

(きの かずよし)
大正11年、山口県萩市北古萩の妙蓮寺に生まれる。旧制広島高校から東京大学文学部印度哲学科に入学。昭和18年12月、学徒動員にて広島五師団工兵連隊に入隊。将校任官後南方の戦地に向かう。出征中、広島原爆にて家族すべてを喪い、財を失う。昭和21年2月、中国軍の捕虜から解放され帰国。昭和23年、東京大学卒業。宝仙短大学長を経て、現在正眼短大副学長。また、在家仏教団体真如会主幹として仏教文化の啓蒙運動に挺身している。著書百数十冊以上。
(データ作成:2003年)