人名事典

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赤瀬川原平

(あかせがわ・げんぺい)
1937年生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。前衛芸術家。美術史に残る千円札裁判の被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻克彦の筆名)で第84回芥川賞受賞。1989年には映画『利休』の脚本を勅使河原宏と共同執筆し、日本アカデミー賞脚本賞受賞。カメラに関する造詣も深く、そのフィールドは幅広い。

著書に『新解さんの謎』(文春文庫)『超芸術トマソン』『老人力』(以上、ちくま文庫)『個人美術館の愉しみ』(光文社新書)など多数ある。「老人力」では98年の流行語大賞を受賞している。

(データ作成:2012年)