Voice
発売日
2017年11月10日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2017年12月号

今月号の読みどころ

総力特集「安倍『戦時』内閣の手腕」は、刻一刻と迫る北朝鮮危機を念頭に置くものである。2017年10月の総選挙で再び過半数を握った与党は、憲法改正と消費税アップを実行できるか。混沌とする保守・リベラルの境界と政党地図の変貌をふまえ、わが国の生きる道を問う。特集の「中国は米国を超える?」では、共産党大会後の中国の内情と米中関係を分析。皇帝よろしく党を掌握した習近平主席の対日政策をめぐる次の一手、そして米国の新たな対外政策「原則に基づく現実主義」とは何か。巻頭インタビューには建築家の安藤忠雄先生が登場。プロボクサーから世界に冠たる建築家に至った足跡を辿りつつ、日本社会への提言、未来への構想を存分に語っていただく。
公式サイト

今月号の目次

意地を忘れた日本
巻頭インタビュー
安藤忠雄
18p
総力特集:安倍「戦時」内閣の手腕
世界が改憲を待っている
ケント・ギルバート
44p
「護憲派独裁主義」の欺瞞
篠田英朗
52p
「自衛隊の明記」を後退させるな
潮 匡人
60p
立憲民主党の勘違い
岩田 温
68p
増税誘導は財務省の誤り
田中 秀臣
76p
北朝鮮版ヤルタ会談へ
高橋洋一
84p
特集:中国は米国を超える?
「習一強」の対日政策
石 平
94p
トランプは中国と対決する
古森義久
102p
壊れた「北朝鮮屏風論」
近藤大介
112p



少子化はGHQの罠だった
河合雅司
120p
「平成の高度成長」は地方から
藤井 聡
128p
文在寅政権は学生集団だ
洪 ヒョン
136p
希望の党に見た政界の絶望
小浜逸郎
142p
日本は大国に戻る
倉山 満
158p
「自然との共生」をめざして
石坂典子&押見昌純
166p
多産と和で勝つ
竹田恒泰
150p
「理由のないルールって嫌い」後編
パラアスリートの肖像(4)
山田清機
184p
第四章 出馬(3)
プリンス〈第18回〉
真山 仁
208p
なぜ私は核武装論をやめたか
兵頭二十八
193p
AIは神に近づくか
松原 仁
200p
大番頭国家の使命
松下幸之助
243p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
パメラ・チャーチルの生涯
渡辺惣樹
36p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
IS掃討後の世界
三浦瑠麗
38p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
衆院選と二つの歴史的事実
開沼 博
40p
西南、南西、テレビ風(14)
選挙で関西に風が吹くとき
結城豊弘
42p
著者に聞く
『なぜ、残業はなくならないのか』
常見陽平
238p
しぶといやつ〈第23回〉
第六章 光芒一閃(3)
幸田真音
219p
覚醒するクラシック〈第53回〉
フーガの技法
百田尚樹
229p
巻頭言〈最終回〉
実感信仰
養老孟司
15p
私日記〈第215回〉
祖国で死ぬ幸福
曽野綾子
28p
友(アート)を訪ねて〈45〉
ジョアン・ミロ
文/原田マハ
7p
凛たる女性〈84〉
高山一実
撮影/遠藤 宏
9p
Keyフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceブックス
編集者の読書日記

234p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

235p
Voiceレター
読者の感想&意見

236p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。