Voice
発売日
2018年12月10日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2019年1月号

今月号の読みどころ

平成30年も残りわずか。まもなく御世代わり、そしてG20などが控える節目の1年を迎える。いまこそ、国家百年の計を立てるべきではないか。国防、憲法、教育、外交、沖縄、経済、そして思想と、さまざまな角度から日本の長期的ビジョンを探る。「自立」「自力」「自矜」が次の百年のキーワードだと語るのは中西輝政氏だ。また、千葉雅也氏と三浦瑠麗氏という気鋭の若手論客2人の対談「欲望と排除の構造」も必読。特集は「賢者の韓国論」。徴用工問題、そして再燃する慰安婦問題と混迷を極める日韓関係。「懲りない隣国」への冷静かつ知的な対応を、呉善花氏、村田晃嗣氏、篠田英朗氏、牧野愛博氏が論考する。「新時代ビジョン研究会」にはヤフーCSO・安宅和人氏が登場。
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今月号の目次

総力特集:大国日本・百年の計
【国防】備えとはこの日本を誇る心
中西輝政
48p
【憲法】ローマ人は何事も正攻法を好んだ
本村凌二
62p
【教育】文理の二刀流が未来をつくる
吉見俊哉
70p
【外交】「米中の調整役」は危険な空論
秋田浩之
78p
【沖縄】「沖縄問題」をどう解きほぐすのか
宮城大蔵
86p
【経済】ポスト平成のGDP倍増計画
藤原 洋
94p
【思想】欲望と排除の構造
千葉雅也&三浦瑠麗
102p
特集:賢者の韓国論
「オール・ジャパン」で対処せよ
呉 善花
114p
在韓米軍撤退の悪夢
村田晃嗣
122p
教条的な国内法学者の異常さ
篠田英朗
130p
日本の警鐘をなぜ無視したか
牧野愛博
138p



イノベーションはわがままから
出井伸之&坂井直樹
146p
カジノにはカウンセラーを
ナターシャ・ダウ・シュール
154p
イランは制裁に屈するか
鈴木一人
162p
数学は人間が探している神である
マーカス・デュ・ソートイ
170p
【第二十七回 山本七平賞】
『AIvs.教科書が読めない子どもたち』
新井紀子
233p
新時代ビジョン研究会
大学に10兆円の基金を
安宅和人
20p
日本は世界最古の民主国(7)
「啓蒙せよ」とルソーはいった
竹田恒泰
224p
パラアスリートの肖像(17)
レーサー
山田清機
186p
プリンス〈第31回〉
第七章 試練(2)
真山 仁
212p
定年消滅時代がやって来る
中原圭介
198p
『華氏119』はムーアの最高傑作
瀬戸川宗太
206p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
富士と伊勢
渡辺惣樹
38p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
台湾と民主主義の未来
三浦瑠麗
40p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
選別と解釈と饒舌さの強制
開沼 博
42p
ニッポン新潮流〈日本文化〉
インフルエンサーの功罪
舘鼻則孝
44p
西南、南西、テレビ風27
大阪万博もあるでー
結城豊弘
46p
著者に聞く
『信長の原理』
垣根涼介
240p
巻頭言〈第13回〉
「接待」鮨から「年金」鮨へ
宮家邦彦
17p
私日記〈第228回〉
仁徳陵の使命
曽野綾子
32p
文明之虚説〈第13回〉
秋山真之の臨終
渡辺利夫
248p
台湾に生き続ける日本〈6〉
建築家の「先見の明」に触れる
写真・文/片倉佳史
1p
土木を撮る〈9〉
小石原川ダム
写真・文/西山芳一
8p
凛たる女性〈97〉
伊藤かりん
撮影/永井 浩
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

244p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

245p
Voiceレター
読者の感想&意見

246p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。