株式会社 療食サービス 専務取締役 太田康雄 様

治療食専門の卸売業者として、食事療法を必要とする人や高齢者のための治療食品・介護食品を、病院や福祉施設などに届けている療食サービス様。2015年から、『PHP』の感想文を従業員同士で発表し合う活動に取り組まれています。
専務取締役の太田康雄様に、『PHP』への思いや、感想文に取り組まれた理由とその成果をお話しいただきました。

治療や介護を「食」でサポート

最初に、療食サービス様の事業内容と、『PHP』活用の概要についてお尋ねしました。

Q まずは事業内容からお聞かせください。

A 腎疾患などの患者様向けの治療用特殊食品を仕入れ、北関東の医療機関や福祉施設など、約4,000カ所に卸しています。店舗での対面販売や通信販売も行なっており、患者様に楽しく食事をしていただくための商品開発にも取り組んでいます。高齢化が急速に進み、「病気と食事」への関心が集まる中、私たちの仕事の重要性はいっそう高まっていると感じます。食を通して患者様の日々の生活を健やかで明るいものにできるよう、精一杯努めていきたいと思っています。

Q 『PHP』の活用は、どのような経緯で始められたのでしょうか。

A 当社の野村武夫社長は、松下幸之助さんのことをよく学んでおり、「相手のいいところを見なさい」が口癖です。『PHP』の内容にも深く共感したことから、社を挙げて活用するようになりました。従業員に配付し、協力会社にも贈呈しています。

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「感想文を人生と向き合う機会にしてほしい」と語る太田専務様

悩んだときの支えに『PHP』を

次に、『PHP』への感想と、社内で活用するねらいについてうかがいました。

Q 太田専務は、『PHP』にどのような感想をお持ちですか。

A 一貫したコンセプトを持ちつつも、幅広い分野に取材して、偏りのない視野で編集されていますね。偏りがないというのは、従業員教育に用いる上で重要です。特定の価値観を提示する雑誌ではありませんから、従業員教育のほか、学校教育や家庭教育にも活用しやすいのではないでしょうか。

Q 従業員にはどのように活用してほしいとお考えですか。

A 誰もが持つ身近な悩みに寄り添ってくれる雑誌ですから、家族関係や人間関係で困ったときに読んでほしいですね。「失敗や回り道も大事」「成績だけが人の価値ではない」など、生きる力となる考え方を学べる『PHP』は、従業員の幸せの助けになる雑誌だと思います。

ページを開き、心に響く記事と出合ってほしい

続いて、『PHP』の活用を促す働きかけと、従業員からの反響についてお聞きしました。

Q 『PHP』の活用を促すために、従業員にどんな働きかけをされていますか。

A 読んでもらわないことには始まりませんから、朝礼の場などで、「今月はこんないい記事があるよ」と話しています。巻末の読みきり小説を、「悩んだときのヒントになるよ」と薦めることも。まずページを開いてもらえれば、「これは」と思える、心にヒットする記事との出合いがあるはずですから、そのきっかけづくりに努めています。

Q 従業員の皆様からの反響はいかがですか。

A 「第一線で活躍する人も自分と同じように悩んでいると知り、ほっとした」「自分は間違っていないと勇気づけられた」――従業員からは、そんな感想が届きます。それぞれに、支えになる記事を見つけているようですよ。また皆で同じものを読むので、「この記事はおもしろいよ」と教え合うなど、職場での新たなコミュニケーションも生まれています。
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従業員の方々も「他の人の感想文を読むのが楽しみ」と話す

感想文には書く人の“人となり”が表れる

最後に、感想文回覧の取り組みについてうかがいました。

Q 従業員が持ち回りで『PHP』の感想文を書かれているそうですね。

A 読むきっかけや励みになればという社長の考えで、2015年から始めました。パートも含めた従業員全員が参加、毎月2名が好きな記事の感想文を書き、メールで社内に配信しています。読むだけでなく発信すれば、それ自体がいい学びになります。また自身の経験を重ね合わせて感想文を書くと、過去を振り返って心を整理することができ、おのずと前向きになれるようです。

Q 従業員の方の人生経験が、感想文ににじみ出るのですね。

A 私もそこに読み応えを感じますし、従業員にとっても、違う視点に気づけるなど、他のメンバーの感想文を読むことで得るものは多いようです。嬉しいのは、「ふだんなかなか話す機会がない人の考えを知って感動した、共感した」という声が増えていること。感想文には、従業員同士の信頼関係をはぐくむ効果もあるのではないかと感じています。


インタビューにご協力いただいた療食サービス様、ありがとうございました。

※企業名、お役職は取材当時のものです。

【会社概要】

社  名  株式会社療食サービス

設  立  1981年

業  種  治療用特殊食品の卸小売業

代 表 者  代表取締役 野村武夫 様

従業員数  69名

所 在 地  栃木県宇都宮市

U R L  http://www.ryousyoku.com/

記事作成日:2018年4月28日

 

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