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PHPの人づくり・組織づくり
人と企業の繁栄・平和・幸福をめざして

PHPの人づくり・組織づくり

公開型研修講座「PHPゼミナール」とは

PHP研究所創設者・松下幸之助PHP研究所創設者・松下幸之助

PHP研究所は、敗戦による混乱と貧困の中で、人間にとっての真の繁栄・平和・幸福(Peace and Happiness through Prosperity)とは何かを考える場として、1946(昭和21)年、松下幸之助によって創設されました。その後、活動を『PHP』誌発行のみにとどめておりましたが、1961(昭和36)年、京都東山山麓真々庵において研究活動を再開し、以後、PHPに関する研究、出版・普及活動を続けてまいりました。
そして1977(昭和52)年、PHP実践活動の一環として公開型の研修講座「PHPゼミナール」を開講しました。
「企業は人なり」といわれますが、ゼミナールの開講にあたり、松下幸之助はつぎのように述べています。

“私が、長い間の事業経営を通じて一番大切だと思うのは、まず経営者がこの会社をどういう目的で、どのようなやり方で進めていくかというビジョンというか、理念というか、基本の考え方をしっかり持つということです。あわせてそこで働く人たちの衆知を活かすためにも、一人ひとりの長所を伸ばし、生きがいを持って自主的に働いてくれるような人づくり、職場づくりを、時代感覚に照らしつつ積極的に進めていくことも大切だと思います。これからの経営なり、人間としての生き方を考えるうえで、PHPゼミナールが何らかのお役に立つことを心から願っています”

PHPゼミナールには、松下幸之助の「哲学」がある

    

PHPゼミナールは松下幸之助の経営観・人間観をその時々の時代背景から読み解き、新たな解釈を加えながら新しい研修プログラムを開発してまいりました。受講者の多くは、「自主責任意識をもって仕事に取り組みたい」「肯定的な人間観をもって部下を指導したい」などの決意を述べ、中には感極まって涙を流す方も少なくありませんでした。そして開講45年を経た現在、「PHPゼミナールには一貫した哲学がある」との評価をいただき、のべ1万2千社の企業(組織)で導入、120万人を超える方々に受講いただけるまでになりました。実施形態も、「公開セミナー」「講師派遣研修」「オンライン研修」など、目的・要望に応じて柔軟に対応できる体制を整えています
今、社会全般が大きな変化の真っ只中にいます。過去の経験や常識が通用しにくい状況の下、大切なことは「何のために仕事をするのか」「何のために生きるのか」といった根源的な問いに向き合うことではないでしょうか。松下幸之助が思索と実践をくりかえして構築した経営観・人間観からは、変化の激しい時代を個と組織が生き抜くための示唆を得ることができます。そうした哲学、明確な人材開発理念があることが、私たちPHPゼミナールの強みなのです。

「人間力」の強化に独自の強み

「人間力」こそ成長の土台「人間力」こそ成長の土台

PHPゼミナールのもうひとつの強みは、「人間力」強化に定評があるということです。ここでいう人間力とは、「人や組織を惹きつけ動かす対人影響力や行動力、発想力の総称」です。この人間力を強化するための方法論として、「人間はダイヤモンドの原石のような存在である」という松下幸之助の人間観を重視しています。
ダイヤモンドは、その原石は磨かなければただの石ころですが、適切に磨きカットをすれば燦然とした輝きを放ちます。人間も同様で、だれもが磨けばそれぞれに光る、さまざまなすばらしい素質を持っています。ですから、人を育て、生かすには、それぞれの人材が持つ優れた素質が生きるような配慮をしていくことが大切だというのです。
PHPゼミナールは、こうした人間観を前提に、知識や情報、ノウハウを「与える研修」ではなく、議論や内省を通じて個々の可能性を「引き出す研修」を志向しています。経営の目的や人生の目的について自分の頭で考え抜くことで、[自主責任意識の高まり⇒主体的な行動⇒成果獲得]というスパイラルが実現します。
企業における人材開発の究極の目的は業績向上です。PHPゼミナールは、個々の人間力の高まりの総和が結果として組織の業績向上につながるという考え方に立ち、人間力強化にこだわった人材開発を行っています。

真のリーダー、経営人材を育成する「5つの原則」

松下幸之助のマネジメント「5つの原則」松下幸之助のマネジメント「5つの原則」

PHPゼミナールの公開セミナーは、独自のマネジメント理論を職制・職責に落とし込んだ階層別研修(集合研修、オンライン研修)となっています。各階層に応じて学習内容やレベルを差別化していますが、すべての研修に共通しているのが、「5つの原則」を実践できるリーダー人材を育成することです。
「5つの原則」とは松下幸之助のマネジメント論を凝縮・体系化したもので、具体的には以下の項目で構成されています。

一、使命を正しく認識すること
二、素直な心になること
三、人間観をもつこと
四、自然の理法に従うこと
五、自主責任経営を心がけること

「5つの原則」を実践する人材は、明確な目的意識と責任感をもって主体的に仕事に取り組むことができ、仕事のやりがいと成果への実感を手にすることができます。そして、「5つの原則」が組織の中の共通言語になれば、メンバー間の使命感の共有と関係の質の向上がすすみ、イキイキとした「組織風土」が生まれてきます。
考える、気づく、やりぬく、そして変わる――個の「人間力」を磨き、「組織風土」を変えるリーダーの育成こそが、私たちがご提案する人材開発・組織開発ソリューションなのです。

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