文蔵 2008.4
発売日
2008年04月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66529-0

文蔵 2008.4

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 【特集】教科書で読んだ「あの小説」を楽しむ ◎インタビュー 北村 薫 ほか 【新連載小説】中村彰彦「花ならば花咲かん」 【新連載ノンフィクション】平山 譲「逆風(アゲンスト)の人たち」 【連作読みきり小説】岩井三四二「やがて悲しき」



 【特集】教科書で読んだ「あの小説」を楽しむ
●[インタビュー]北村 薫◎高校生も大人も共感できる“優しい存在”
●高校教科書に載った「作家・作品」徹底研究
●[コラム]なぜ今、現代作家の作品が増えているのか?――“イマドキの教科書”事情
●[ブックガイド]大人目線で読みたい「教科書の小説」20
●[エッセイ]教科書作品の情景
●澤口たまみ◎先生とK、Fと私
●たむらようこ◎「龍之介サマ」に恋をして♪

 [新連載小説]
●中村彰彦 <会津藩家老・田中玄宰>花ならば花咲かん 第一回「春の山風」

 [新連載ノンフィクション]
●平山 讓 逆風(アゲンスト)の人々 第一回「仲間がいるから」

 [連作読みきり小説]
●岩井三四二 生まれた城で~「やがて悲しき」(3)~

 [連載小説]
●高橋克彦 風、風、風~「風の陣[裂心篇]」(10)~
●川上健一 四回戦への助走~「9人の人類」(29)~
●火坂雅志 落城 その三~「鬼神の如く」(7)~
●鏑木 蓮 嘘をつく男 その一~「思い出探偵・実相浩二郎」(7)~
●原田マハ いろはに、こんぺいとう~「インディペンデンス・デイ」(7)
●吉野万理子 初の社員旅行~「エキストラ!」(7)~
●山本一力 焼津節その二十五~「献残屋佐吉御用帖」(25)~

 [話題の著者に聞く]
●インタビュー◎仙川 環『無言の旅人』~どんな重たいテーマでも前向きな読後感を提供したい~
●インタビュー◎澤見 彰『燃えるサバンナ』~“想像”という共通の世界、読者と一緒に楽しみたい~

 [連載エッセイ]
●鹿島 茂 就寝の悲劇~「『失われた時を求めて』を完読する」(4)~
●半藤一利 第八章 どんな犠牲をはらっても飛行機を――国家と運命をともにするとき~「坂口安吾と太平洋戦争」(12)~
●玄侑宗久 頭隠して尻隠さず/三べんまわって煙草にしょ~「禅の『いろは』」(19)~
●三田誠広 プロとは何か~「プロを目指す文章術」(終)~
●小阪裕司 新しい学習のあり方を学ぶ~「バルバロッサな人~学術研究から学べる仕事と人生のヒント~」(19)~
●森永卓郎 「収納場所」をわれに与え給え!~「森永卓郎の男の幸福論」(31)~