書籍
- 発売日
- 2019年09月30日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76963-9
毒
青酸カリからギンナンまで
著者 | 船山信次著 《日本薬科大学教授》 |
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主な著作 | 『毒と薬の世界史』(中公新書) |
税込価格 | 902円(本体価格820円) |
内容 | クレオパトラが自死の際に選んだ「早く安らかな死を与える」毒とは? ギンナンや青酸カリ、さらには麻薬まで、毒の歴史と化学を語る。 |
トリカブトはアコニチンという神経毒を含む美しい花で、過去には殺人事件のトリックで用いられたこともある。しかしこの毒草は漢方の処方で用いられる「附子(ぶし)」や「烏頭(うず)」も生み出す。毒と薬は表裏一体の関係にあるのだ。本書は不思議な毒の魔力と魅力に迫るべく、毒の基本知識、毒の分類、毒が変えた歴史、毒と食べ物、犯罪や事件との関係、さらに麻薬と覚醒剤まで、第一人者が平易に解説。
(内容例)〇中国の皇帝たちが、不老不死を願って飲んでいた毒とは? ○美容外科で使われる「ボトックス」は世界最強の毒から開発された ○中毒のときの記憶がなくなる、チョウセンアサガオの謎の毒 〇一酸化炭素中毒はなぜ起こる ○覚せい剤は生薬「麻黄(マオウ)」の研究過程から生まれた
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