道は無限にある
発売日
1999年09月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57318-2

道は無限にある
きびしさの中で生きぬくために

著者 松下幸之助著 《松下電器産業(現パナソニック)創業者》
主な著作 人間を考える』(PHP研究所)
税込価格 545円(本体価格495円)
内容 人は易きにつきやすいもの。だがそれでは時代の流れについていけず、進歩は止まってしまう。常に新しいものを取り入れ次々とよりよき知恵を生み出していくための指針の書。



 発売以来20年以上もビジネスマンに読み継がれてきたロングセラーの待望の文庫化である。松下幸之助は時代をどう捉え、事業を進めたか。体験をもとに、仕事に対する心構えを語ったものである。 物や情報がめまぐるしく移り変わり景気の浮き沈みが激しい世の中では、それに翻弄されることなく、いつの時代も変わらない仕事の基本をおさえる必要があると説く。つまり、実力を伸ばすための研鑽を積み、新しいものを積極的に取り入れる熱意や、広い視野から自己観照する姿勢を養うことである。そして飛躍の土台を築いていくのであるる。本書は「困難をのりこえるために」「覚悟をかためて」「実力を伸ばす」「よりよき日々を」「人間を見つめて」「日本を考える」「正しさを求めつつ」「きびしく生きる」の8章構成で、若い社会人やこれから社会にでる人たちが厳しい社会を生きぬくためのヒントが満載されている。ビジネスマンにとって座右の書と言える一冊である。