宇宙工場
発売日
2011年11月21日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-80066-0

宇宙工場

著者 見ル野栄司著 《漫画家》
主な著作 『シブすぎ技術に男泣き 1~3巻』『工場虫』(以上中経出版)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 時代は変われど職人たちの熱き魂は変わらない! エンジニア系漫画家・見ル野栄司が、宇宙の町工場を舞台に職人の意地と悲哀を描く!



 宇宙時代になったって、技術者たちの熱き魂は変わらない! 宇宙の町工場を舞台に、壮大な(?)スペースオペラの幕が切って落とされた──。

 時は宇宙時代。脳寿命とその能力が飛躍的にアップするウイルスが発見された。その稀少なウイルスを採取する独占権を得た巨大製薬会社・トミリアンは、ウイルス採取の効率化をはかるため、宇宙町工場・モリブ精機の技術力に目をつけた。モリブ精機の中心人物・タキゲン、ベテラン工員・六さん、変わり者だが優秀な設計士・ルチノー、美人だが口の悪い女性社員・ツバキの面々は、技術者の意地をかけて、トミリアンに対抗するが、巨大企業の無茶なやりくちに苦戦する……。

 日本の町工場が抱える後継者不在、産業の空洞化、新興国の台頭などの問題を、物語の根底にそこはかとなく漂わせてる気がしないでもない、見ル野栄司の技術者賛歌SF作品!!