心配するな、なんとかなる
発売日
2012年12月11日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80963-2

心配するな、なんとかなる

著者 尾関宗園著 《大徳寺大仙院閑栖》
主な著作 『不動心』『平常心』(以上徳間書店)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 人生は晴れのときばかりではない。どんなときでも安心して生きるには方法がある。80歳の僧侶が教える「明日を生きぬく知恵」。



 2011年の3.11以降、多くの日本人は得体の知れぬ不安感に取り付かれてはいないか。80歳の禅僧は、そんな日本人に「明日を生き抜く知恵」を説きあかす。心貧しき人は昨日のために働き、心の座った人は今日のために働く。今この一瞬に自分を出し切る。人生にはリハーサルがなく、タイムリミットは常に今ここにあるからこそ、今を精一杯生きる人は強い。さらに人間の可能性についても、限界はないのだと説く。自分の持っている力を、そのとき、その場で全部出し切っても、それで人はからっぽになることはない。むしろ出し切れば出し切るほど、無限の力、天井知らずの可能性があふれてくる。何よりも自分を信じ、自分を好きになる。背伸びをせず、他人と比較もせず、全力でぶつかる。何ものにもとらわれない心――「大安心」の心を持つことで、その人生が大きく広がる。社会を窮屈に感じ萎縮している人に、大きな可能性を呼び起こす、きっかけ作りの本である。