三越伊勢丹 ブランド力の神髄
発売日
2015年04月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-82437-6

三越伊勢丹 ブランド力の神髄
創造と破壊はすべて「現場」から始まる

著者 大西洋著 《(株)三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長》
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 「大切なことはすべてお買場で教わった」。その圧倒的なブランド力がいかに現場に支えられているか、大西改革の全貌と経営哲学に迫る。



 21世紀に入っても日本経済のデフレは続き、個人消費においては極端な二極化が進む。多かれ少なかれ“殿様商売”をしていた百貨店業界の売り上げがシュリンクしていったのは、当然といえば当然の帰結だった。こうしたなか2009年6月、三越伊勢丹ホールディングスでは、大西洋氏が社長に就任。すると、生き残りのカギは「現場力」にありとばかりに、仕入構造改革をはじめ、次々と新たな挑戦を行い、「結果」を出しはじめた。来る16年度からは、第一線の販売員約5,000人の一部に対し、成果給制度も導入するという。

 そこで、「三越伊勢丹」という圧倒的なブランド力がいかに現場に支えられているか、バイヤーやスタイリスト(販売員)をはじめとする現場の声を交えながら、大西改革の全貌と経営哲学に迫る。「現場の重要性を忘れた瞬間に、三越伊勢丹という会社はダメになる」と断言する大西社長。経営トップの鬼気迫る思いが結実した渾身の一冊である。