東アジアの軍事情勢はこれからどうなるのか
発売日
2015年05月15日
在 庫
品切れ重版未定
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-82513-7

東アジアの軍事情勢はこれからどうなるのか
データリンクと集団的自衛権の真実

著者 能勢伸之著 《フジテレビ解説委員》
主な著作 『防衛省』(新潮新書)
税込価格 864円(本体価格800円)
内容 防衛のスペシャリストが論じる極東アジアの最新軍事情勢とは。今国会で議論される安保法制の行方を読み解くうえで最高のサブテキスト。

櫻井よしこ氏推薦!……「軍事技術の進化を知らずして、日本の安全保障の未来は語れない」

 

 2014年の閣議決定によって限定容認された集団的自衛権行使、韓国へのTHAADミサイル配備をめぐる中国の反発、2015年4月の日米ガイドライン改定、北朝鮮による潜水艦ミサイルの発射、安保法制をめぐる与野党の攻防……。

 一見、バラバラに起こっているかのような東アジアの安全保障をめぐる出来事は、じつは深いところですべてつながっている。しかし、残念なことにいまだ、その全体像を読み解くためのキーワードがメディアで大々的に語られることはない。

 そのキーワードを提示しながら東アジアの最新軍事情勢を読み解き、集団的自衛権、日米ガイドライン改定、安保法制、そして日本の安全保障の未来を本書は描いていく。そのキーワードとは、「国籍を超える防衛上の仕組み」を支える「データリンク」という言葉だ。

 冷戦終結後、旧ソ連からの武器流出を伴いながら、東アジアの軍事情勢は悪化しつづけた。恐るべき北朝鮮や中国の軍拡に対抗するため、いわゆる「西側諸国」は国籍を超えた軍事情報の共有化を図り、イージス艦を中心として効率的に防衛を行なう仕組みを構築してきた。

 しかし、そうした軍事情報のやりとりは、「武力行使」という観点からどのように位置づけられるのか。具体的には、わが国の集団的自衛権行使とどう関係するのか。改定された日米ガイドラインにおける扱いはどのようなものか。安保法制のなかでそれがどこまで議論されるのか。

 「ハードが分からないまま外交を語るのは、アルファベットが読めないのに英語が話せるといっているに等しい」という軍事・防衛技術のスペシャリストが、最新の知見をふんだんに盛り込みながら、いま絶対に知っておくべき安全保障の核心を語る。

 

 <内容例>

 第1章:冷戦後、劇的に増大した東アジアの脅威

 第2章:最強の盾・イージス艦の進化はとまらない

 第3章:韓国、台湾、豪州…接続されるアジア太平洋

 第4章:語られざる集団的自衛権の核心に迫る

 終章:戦後七十年、転機を迎える日本の安全保障