進化する企業のしくみ
発売日
2007年09月18日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-69467-2

進化する企業のしくみ

著者 鈴木貴博著 《(鈴木)百年コンサルティング(株)代表取締役、(宇治)NTT副社長》
宇治則孝
主な著作 <鈴木・主な著作>『アマゾンのロングテールは、二度笑う』(講談社)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 Google・Amazonが描く近未来社会、Web2.0化する企業システム、企業同士・社員同士がつながるビジネススタイルを占う。



 ネットで一体化した社会は、企業にとってまさに「弱肉強食」の世界。生き残りをかけて、進化し続ける企業とはどのようなしくみをもつのか。

 本書は5つの潮流を読み解く――(1)業界を超える異業種格闘技競争、(2)インフラの巨大化と劇的なコスト革命、(3)消費者主権、カスタマーのメディア化、(4)企業間のあいのりとマッシュアップ、(5)終身雇用の崩壊にともなう新たな集合知――これらの激流に適応した企業だけが生存を許される。

 あなたの会社はどうだろうか。たとえば、著者は「グーグルとアマゾンドットコムが将来のある時点でもし対等合併したら」という問題提起を行なう。予測できない近未来の世界にさまざまな光を当てる。

 本書は、コンサルタントである鈴木貴博氏と現NTT副社長の宇治則孝氏の共著というかたちをとっているが、ネット世界を知る何人かの有識者が関わっている。次代を読み解く「知の集大成」ともいえる。