遊撃手論
発売日
2009年06月17日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-70671-9

遊撃手論

著者 久慈照嘉監修 《(久慈)阪神タイガース守備走塁コーチ、(矢崎)スポーツライター》
矢崎良一
主な著作 <矢崎・主な著作>『松坂世代』(河出書房新社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 井端、宮本、西岡……、名手の取材を通し、今あらゆる組織に必要なのは遊撃手型人間であることを検証する。遊撃手の魅力と奥深さに迫る。



 近代野球においては二遊間、捕手といったセンターラインの技術や知識がチーム力を左右し、特に有能な遊撃手の存在が勝敗の鍵を握っていると言っても過言ではないようです。それは野球の世界に限りません。ビジネスや教育をはじめ、あらゆる組織においても、遊撃手タイプの人材が求められているのが現状ではないでしょうか。

 そこでこの本では、井端(ドラゴンズ)、宮本(スワローズ)はじめプロの現役の名遊撃手、あるいは遊撃手の指導者たちの「ショート論」を交えながら、遊撃手の心構えやテクニックの実際、その磨き方、そして遊撃手の向き不向き、育成の仕方について考察を深め、この華麗なるポジションの魅力を一層掘り下げてみたいと存じます。

 野球ファンのみならず、広くビジネスや教育の分野にも通じる遊撃手論をお楽しみください。