書籍

- 発売日
- 2009年12月02日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-77399-5
ガールズ・ストーリー
おいち不思議がたり
著者 | あさのあつこ著 《作家》 |
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主な著作 | 『バッテリー』(角川文庫) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | この世に思いを残して死んだ人の姿が見える――医者の娘おいちを巡る不思議ばなしを、『バッテリー』のあさのあつこが江戸を舞台に描く。 |
『バッテリー』『ガールズ・ブルー』で、若者の気持ちを透明感溢れる筆致で描いたあさのあつこが、江戸を舞台に紡ぎ出した青春「時代」ミステリー。
主人公のおいちは16歳の娘ざかり。江戸深川の菖蒲長屋で医師である父・松庵の仕事を手伝い、忙しい日々を送っていた。いつか父のように人の命を救える立場になり、自分の足で人生を切り拓いていきたい、との思いを胸に秘めて。
おいちが他の娘と違うのは、この世に思いを残して死んでいった人の姿が見えること。この不思議な力を誰かのために生かせたら、と願うおいちの夢に、必死の形相で助けを求める女が現れる。「助けて、誰か助けて……」。あれは誰? どうして見えたの? おいちのなかで様々な疑問が渦巻く。そんなおいちのもとに、伯母が縁談を携えてやって来る。その相手とは果たして……。
運命を前向きに捉え、健気に生きるおいちの姿に、若者だけでなく、娘を持つ親の世代も共感できる著者会心の長編。
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