「反日」の構造
発売日
2004年11月24日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-63996-3

「反日」の構造
中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か

著者 西村幸祐著 《ジャーナリスト》
主な著作 『ホンダ・イン・ザ・レース』(講談社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 拉致、靖国参拝、領土・領海、歴史認識等においてアジアを煽っているのは誰か。マスメディアが伝えない「反日」の構造を明らかにする。



 2004年夏のサッカー・アジア杯中国大会における中国人サポーターの“剥き出しの反日感情”は、いまだ記憶に新しい。日本人選手へのブーイングや口汚い野次は「中国人の民度の低さ」「反日教育の“成果”」と言ってしまえばそれまでだが、著者の独自の取材と分析によれば根はより深く、日本を巻き込んだ「反日ネットワーク」ともいうべき構造が見えてくる。

 拉致問題、靖国参拝問題、領土・領海侵犯問題、歴史認識問題等においても、中国、韓国、北朝鮮の横暴ぶりは目に余る。韓国における「反日ぶり」も以前にまして凄まじい。『冬のソナタ』によって韓国ブームに沸いているが、そのブームに潜む危険性を著者は指摘し、ブームがいかに「仕掛けて創られた」かを描き出す。中国、韓国、北朝鮮の反日トライアングルがなぜ生まれたか。歴史認識の転換で、日本を見る新しい視線が持てる。

 マスメディアが伝えない、アジアにおける「反日」の構造を明らかにする。