現代講談 松下幸之助
発売日
2000年06月01日
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品切れ重版未定
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57417-2

現代講談 松下幸之助
その発想と思想に学ぶ

著者 渡部昇一著 《上智大学教授》
主な著作 後悔しない人生』(PHP研究所)
税込価格 802円(本体価格743円)
内容 松下電器創業の思いとは? 警世家としてPHP運動に注いだ情熱とは? 松下幸之助の一生を独自の視点で描いた渡部版松下幸之助伝。

いまITビジネスの世界では、若い有能な経営者が続々と誕生しているが、世界的な企業になったソニーもホンダも、現在のITビジネス同様、創業当時は熱気盛んなベンチャーであったにちがいない。パナソニックのブランドで世界の電気業界のトップの一つに数え上げられる松下電器も、その例に漏れな。

 本書は、その松下電器の創業者である松下幸之助の生い立ちから、死を迎える直前まで情熱を傾けたPHP運動を始めとする警世家としての晩年までを、著者独自の解釈を織りまぜつつ描いた、いわば『渡部版松下幸之助一代記』である。

 本書で興味深いのは、いま多くの企業が「儲け一辺倒」に偏りがちなのに対して、馘首自由の時代にあって、不況時にもクビを切らなかったというような、日本的経営の原点がその創業当初から見られる点である。日本的経営は終わったといわれ、新しい経営が模索される中で、今一度、経営とは何かを考えさせられる興味深い一冊である。