[現代語抄訳]二宮翁夜話
発売日
2005年01月24日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-64087-7

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[現代語抄訳]二宮翁夜話
人生を豊かにする智恵の言葉

著者 二宮尊徳口述
福住正兄筆記
渡邊毅編訳
主な著作 道徳の教科書』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 松下幸之助、豊田佐吉、渋沢栄一はじめ、多くの戦前生まれの日本人の精神的支柱だった二宮金次郎の珠玉の教え。待望の現代語抄訳。



 二宮金次郎(尊徳)。その存在を知ってはいても、いったい何をし、何を語った人か、いまや知る人は少ないだろう。しかし、二宮金次郎こそ、ある意味では日本の道徳の結晶ともいうべき存在なのである。戦時中の日本の修身の教科書について、戦後に厳密な調査を行った占領軍でさえ、二宮金次郎は「中庸、節倹、勤勉の精神に富んだ日本最初の民主主義者」だと評価した。しかし、それすら今では忘れられている。

 時には厳しい父の言葉のように、時にはやさしい祖父の言葉のように心にしみこんでくる珠玉の教えの数々。これを読み進めるうちに、われわれ日本人がしっかりと伝えてきた人の生きるべき道を、自分の胸に響かせることができるはずである。こんな生きる智恵と滋味にあふれた話を読みたかった。こういう話を語り継ぎたかった。そう思える一冊である。

 ともすれば現代の我々が忘れてしまいがちな、本物の処世訓が、いま読みやすい現代語新訳でよみがえる!