専門医がやさしく教える 肝臓病
発売日
2007年10月24日
判 型
B5判変型並製
ISBN
978-4-569-69530-3

専門医がやさしく教える 肝臓病
最新治療法と日常生活の重要ポイント

著者 熊田博光著 《虎ノ門病院分院長》
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 肝臓病の治療法は日進月歩で進んでいる。その最新情報と、予防法の正しい知識を、肝臓病のスペシャリストがやさしく解説する一冊。



 日本における肝臓病のほとんどは、ウイルスが原因だ。現在感染者は300万人いると推測されている。その中でもB型とC型は、慢性肝炎から肝硬変、そして肝がんへと、一定の経過をたどってゆく。とくにC型肝炎は、肝がんになる確率が高く、肝がんの原因の8割以上を占めている。

 このような恐ろしい病気も、昨今のめざましい治療法の進歩により、「治りにくい」とされていたケースでも完治が期待できるようになってきている。決して諦めてはいけない病気になりつつあるのだ。

 一方、生活習慣病ともいえる脂肪肝のなかには、肝硬変や肝がんに進展するものがあることが、最近になってわかり、脂肪肝に対する認識が変わってきており、決して油断のできない病気になってきている。

 本書は、肝臓病治療の第一人者が、肝臓病の基礎知識からインターフェロンの最新治療法、そして日常生活の注意点までの正しく確かな情報を、一般向けにわかりやすく提供する一冊だ。