アルトリ岬
発売日
2008年09月01日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-70251-3

アルトリ岬

著者 加治将一著 《作家》
主な著作 『幕末 維新の暗号』(祥伝社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 家庭崩壊した家族が北の海辺に移り住む。アルトリ岬で出会った奇跡のカウンセリングで立ち直る、ヒーリング感動ドラマ!



 トラブルが大の苦手、かかわり合いを避け、何事によらず当たり障りのない暮らしを好む相川文弥。そんな自信のない中年男に次から次へと問題が襲いかかる。息子のひきこもり、娘の放浪癖、突きつけられる離婚、そして突然のリストラ……。

 どん底に喘ぐ文弥は、崩壊した家族とともに北海道・伊達への移住を決意し、再出発。そこで出逢った印崎の言葉で相川家は徐々に立ち直っていく。

 絶望の淵から相川家を這い上がらせた印崎の“奇跡のカウンセリング”とは何だったのか?

 生きるとは何か? 幸せとは何か? アルトリ岬で出逢った謎の男・印崎学とのふれ合いの中で、文弥は答えを求めてさ迷い、もがき苦しみながら見つけていく。

 「三十点の自分を受け入れる」「自分を<行為>と<肉体>に分ける」などのアドバイスに思わず目からウロコが落ちる。心がふっと軽くなり、幸せが舞い降りるカウンセリング小説。