火山はすごい
発売日
2015年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76409-2

火山はすごい
千年ぶりの「大地変動の時代」

著者 鎌田浩毅著 《京都大学教授》
主な著作 『一生モノの勉強法』(東洋経済新報社)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 富士山、阿蘇山、雲仙普賢岳、有珠山、三宅島雄山から桜島、御嶽山まで……活動期を迎えた日本の火山の魅力と脅威に迫る。



 3・11以降、活発化する火山活動

 大噴火は起こるのか?

 世界で起きるM6以上の地震の2割が日本で発生し、世界の陸地面積の0.25%しかない日本列島に、世界の活火山の7%が存在している。

 特に東日本大震災以後は、西之島、御嶽山、口永良部島、浅間山などの火山活動が活発化し、地震も頻発している。

 本書は、京大の人気教授が具体的な火山の特徴を紹介しつつ、今後起こるかもしれない災害への心構えを説くもの。

 大噴火、大地震はいつ起きても不思議ではない。

 9世紀(平安時代)に酷似する現在

 ・850年三宅島噴火 ・2000年有珠山、三宅島噴火

 ・863年中越・越後地震 ・2004年新潟県中越地震(M6.8)

 ・864年富士山噴火 ・2009年浅間山噴火

 ・869年貞観地震(宮城県沖) ・2011年東日本大震災(M9.0)

 ・878年相模・武蔵地震 ・XXXX年首都直下地震?

 ・887年仁和地震(南海トラフ) ・203X年南海トラフ巨大地震?

 日本列島は「大地動乱の時代」に突入している!