量子力学はミステリー
発売日
2010年08月20日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-77902-7

量子力学はミステリー

著者 山田克哉著 《ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授》
主な著作 『量子力学のからくり』(講談社ブルーバックス)
税込価格 902円(本体価格820円)
内容 パラレルワールドに、量子テレポーテーション。アインシュタインが認めなかった量子力学、その謎に迫るミステリーがここに!   



 「誰も見ていないとき、月は存在しないかもしれない」「掌のなかのコインの向きは、表でも裏でもない」「質量ゼロの粒子が存在する」「真空から粒子が飛び出す」……

 あまりにも常識からかけ離れた量子力学の考え方。アインシュタインですら、「神はサイコロを振らない」と言って、完全には認めなかったが、多数の実験がその正しさを実証し続けている。そもそも、テレビ、DVD、太陽電池、コンピュータも量子力学の理論体系が生み出したものに他ならない

 本書は「波」の特徴から「シュレーディンガー方程式」「トンネル効果」「不確定性原理」まで「会話形式」を交えながら丁寧に解説。著者はアメリカの人気教授。名講義で、あなたも量子力学がわかる!