知らないと怖い閉塞性動脈硬化症
発売日
2011年09月16日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79555-3

知らないと怖い閉塞性動脈硬化症

著者 池田宇一著 《(池田)信州大学医学部附属病院循環器内科教授、(宮下)信州大学医学部附属病院循環器内科講師》
宮下裕介
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 足のしびれや冷え、痛みは体からのSOS信号。心筋梗塞・脳卒中と並ぶ、足に起こる動脈硬化症の正体と最新の治療法を紹介する。



 足のしびれや冷えは体からのSOS信号!

 足のしびれや冷え、痛みがあれば、年齢のせいだと考えて放置せず、閉塞性動脈硬化症をまず疑いましょう。動脈硬化は心臓の心筋梗塞や脳の脳卒中とは限りません。足に起こる動脈硬化、それが「閉塞性動脈硬化症」です。中高年で10人に2人はかかる病気と言われているのですが、一般に認知度が低く、多くはそのまま放置されているのが実情です。

 実は足首の血圧を測るだけで簡単に診断でき、歩く運動や生活習慣の改善で症状がグーンと改善します。早く診断できれば、心臓や脳の動脈硬化と合併率が高く、これらの怖い病気への予防と早期対応が可能になることがとても重要なメッセージです。

 日本でこの病気について初めて一般向けに紹介した本で、その症状から診断・治療法までやさしく解説します。かかる危険性の高い、糖尿病の人や透析患者には必携の内容です。