松下幸之助『道をひらく』感想文コンクール

感想文コンクール入選作品

『道をひらく』読書感想文コンクールにたくさんのご応募をいただき誠にありがとうございます。厳正なる審査の結果、入選作品が決まりましたので、以下の通り発表させていただきます。

最優秀賞・1名

鈴木菜月さん(東京都)

今年で仕事を始めて6年目になる私は仕事に喜びを感じられず、転職を考えていました。何をしたいという訳でもなく、ただ別の仕事をすれば何か変わるかも、自分に合う仕事が見つかるかもしれないという気持ちからです。本書を読み私は自分の道を懸命に歩んでいないことに気づきました。なんとなく過ごしている日々の中で、何かしらの喜びが生じることを待っていました。もう少し、自分に与えられたこの道を歩んでみようと思います。

優秀賞・3名(順不同)

中村吉朗さん(千葉県)

私は家庭の事情で、15歳で社会に出て42年が経った。仕事の傍ら定時制高校、大学夜間部で学び念願の数学教師になった。二足わらじの生活は、とてもきつかった。様々な人生の壁が目の前に立ちはだかったとき、本書のペ-ジを開く。解決のヒントを見つけることができるとほっとする。松下幸之助氏の笑顔が、目の前に現れ「きみ、がんばりたまえ」と微笑んでくれる気がする。

金子峰々さん(三重県)

この本を読んで、私の一番印象に残った話は「絶対の確信」です。自信を持って進んだ道でも間違えることもあります。この世に「絶対の確信なんてない」と書かれていて、だからこそいろいろと悩んだり、苦しんだりすることも当然なのだと少しホッとしました。私も自分に与えられた課題に決断力がないのでたくさん悩みます。これからは、一番良い道を歩めるようによく考え、少しの勇気を持って着実に前に進んでいきたいです。

上野利晴さん(大阪府)

今年8月還暦を迎え、定年退職をした。迷った時、悩んだ時に常に心の拠り所としてきた。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。-私は、このくだりが大好きだ。精進してけっして言い訳をしない。そこに、責任と喜びを感じて生きてきた。今静かに振り返ると確実に自分の道が見える。そして、これからもずっと一歩一歩休まずに新しい道を歩もうと思う。

佳作・20名(順不同)

  • 植田有美子さん
  • 小篠由子さん(埼玉県)
  • 金子真也さん(三重県)
  • 亀田麻紀子さん(三重県)
  • 菊元美咲さん(兵庫県)
  • 小村恭逸さん(島根県)
  • 佐藤和彦さん(茨城県)
  • 佐伯重自さん(中国天津)
  • 竹内祐司さん(愛知県)
  • 田中愛子さん(長崎県)
  • 辻綾子さん(京都府)
  • 鍔本順三さん(京都府)
  • 野村和弘さん(大阪府)
  • 浜脇幸美さん(兵庫県)
  • 匿名希望(岐阜県)
  • 山口弘展さん(東京都)
  • 山田悦子さん(広島県)
  • 米澤祐介さん(中国広州)
  • 劉 志さん(中国天津)
  • 劉暁テイさん(中国広州)

※発表項目についてはご了承いただけた項目のみ掲載させていただいております。

賞品

賞品画像

最優秀賞1名

  • 松下幸之助 真筆額縁『道』(プリント)
  • 『道をひらく』特装本(非売品)1冊
  • 図書カード3,000円分

優秀賞3名

  • 『道をひらく』特装本(非売品)1冊
  • 図書カード1,000円分

佳作20名

  • 図書カード1,000円分

※賞品は11月中旬の発送を予定しております。

感想文コンクールのお問い合わせ

株式会社PHP研究所 普及企画部 TEL03-3239-6233

メールアドレス:kikaku02@php.co.jp

『道をひらく』とは?

『道をひらく』と松下幸之助

松下幸之助 道をひらく

『道をひらく』は、松下幸之助が月刊誌『PHP』の裏表紙に連載した随筆を厳選し、1冊にまとめたものです。「素直に生きる」「心配またよし」など、人生への深い洞察をもとに綴った随想は、人々の背中を押し成功の指標となる「座右の書」として、昭和43年の発刊以来、職業、性別、世代を問わず、多くの方に読み継がれてきました。


自信を失ったとき、困難にぶつかったとき、新しい挑戦のときなど、人生のあらゆる場面で、自分に必要な言葉を選んで読むことができるのも本書の魅力。著者の松下幸之助自身も、『道をひらく』は「誰がつくったものでもない」「古今の衆知が積み重ねられて、そしてああいう言葉がつくられた」と語り、この本を枕元に置き、読みかえすようにしていたといいます。


戦後ベストセラー歴代2位! 510万人の愛読書

身も心も豊かな繁栄の社会を実現したいと心から願っていた松下幸之助。『道をひらく』はそれを実現するための一冊であると考え、生前松下幸之助は1000万部の普及を目指していました。奇しくも松下幸之助生誕120周年を目前に、累計510万部を達成。戦後のベストセラーでは、黒柳徹子著『窓ぎわのトットちゃん』(580万部)に続き、J・K・ローリング著『ハリー・ポッターと賢者の石』(509万部)を越え、歴代2位にランクインしています。(※出版科学研究所調べ 対象は単行本と新書のみ。)

ベストセラーの歴史

こんなときに『道をひらく』

「『道をひらく』の言葉に勇気づけられた!」

PHP研究所社員による本書の感想をご紹介します。

※感想をクリックすると、『道をひらく』に掲載されている松下幸之の言葉が読めます。

道 縁あって 止めを剌す 時を待つ心

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道をひらく
『道をひらく』

  • [著者] 松下幸之助
  • [定価] 957円(本体価格870円)

運命を切りひらくために。日々を新鮮な心で迎えるために――。人生への深い洞察をもとに綴った短編随筆集。40年以上にわたって読み継がれる、発行500万部超のロングセラー。

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続・道をひらく
『続・道をひらく』

  • [著者] 松下幸之助
  • [定価] 957円(本体価格870円)

身も心も豊かな繁栄の社会を実現したいと願った著者が、日本と日本人の将来に対する思いを綴った116の短編随筆集。『PHP』誌の裏表紙に連載された言葉から厳選。

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[新装版]思うまま
『[新装版]思うまま』

  • [著者] 松下幸之助
  • [定価] 957円(本体価格870円)

「心を鍛える」「道を定める」「人生を味わう」──。折々の感慨や人生・社会・仕事に寄せる思い240編余りを集めた随想録。明日への勇気と、生きるための知恵を与えてくれる。

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[新装版]思うまま
『ハローキティの「道をひらく」』

  • [著者] 松下幸之助文
  • [定価] 1,100円(本体価格1,000円)

世界中で愛されている日本一のキャラクター「ハローキティ」との夢のコラボレーション版!『道をひらく』『続・道をひらく』から40話を厳選。素直に前向きに生きるヒントを、キティちゃんが表情豊かに伝えます。

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