抱かれる子どもはよい子に育つ
発売日
2003年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57961-0

抱かれる子どもはよい子に育つ
こころをはぐくむ愛の心理学

著者 石田勝正著 《医学博士》
主な著作 『心って何だろう』(麗沢大学出版会)
税込価格 776円(本体価格705円)
内容 母親が抱いて母乳で育ててこそ、赤ちゃんの心は育まれる。母と子の信頼関係をいかに築くかに長年取り組んできた著者が説く育児の基本。



 母親が、よく抱いてスキンシップをとり、母乳で育ててこそ、赤ちゃんのこころは育まれる――親子の信頼関係をいかに築くかに40年間取り組んできた元・国立京都病院医長の著者が、よくいわれている子育ての常識を問い直し、育児の基本をやさしく説く。

 本書は、10万部突破のロングセラーとなった単行本に、新たな情報を加えて大幅に改訂したもの。生まれたその日から赤ちゃんの愛情本能を母親が引き出すためには? なぜ児童虐待のように愛情が憎しみと暴力に変わってしまうのか? 産後のうつ状態といわれるマタニティーブルーの対処法とは? 雅子皇太子妃殿下も実践しておられた“コアラ抱っこ”とその効用とは?など、親子のこころを育むエピソードの数々を紹介している。

 Q&Aやイラスト、図表、コラムを盛り込んで、育児を成功させる秘訣をわかりやすく説き明かした育児書であり、同時に心理学書としても読める。育児の諸問題に明快なアドバイスを与える一冊。