<スピリチュアル>はなぜ流行るのか
発売日
2007年03月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-69036-0

<スピリチュアル>はなぜ流行るのか

著者 磯村健太郎著 《朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員》
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 目に見えない何かとつながる感覚──スピリチュアリティとは何か。江原啓之ブームをはじめ、日本をとり巻く「プチ宗教」の深層を解読。



 今いちばん会いたい人は江原さん。愛読書は『キッパリ!』。本当の自分を探している。「スローライフ」に憧れる。ブログやSNSで心通わせる。「オーラ」を信じる。癒されたい。「千の風になって」に涙する。――「自分のことだ」と思った人も、当てはまらない人も。私たちの身の回りにあふれる「スピリチュアルなもの」とのつきあい方を、少し考えてみませんか?

 目に見えないなにかとつながる感覚――<スピリチュアル>。今なぜ人々の心をとらえるのか? 宗教・心理・社会学の最新研究を盛りこみ、身近なブームの深層に迫る。宗教の役割が希薄になった日本で、「癒されたい」「救われたい」「つながりたい」という声なき願いに応えてくれる存在とは。現代の若者やコミュニケーション、メディアの実相も浮き彫りにする、<スピリチュアル>の本質がよくわかる画期的な入門書。新しい時代の読み方がここにある!