| 解説 |
美味しいお料理はおもてなしの主役ですが、「美味しい」という字は、「美」しい「味」と書きます。おもてなしとは、「なんでもいいわ」じゃなく、いちいち、わざわざ、美しさにこだわること。お客様をお迎えするためにいちいち玄関に打ち水をし、ふすまや障子戸をわざわざいったん座ってから開けて、お客様にご挨拶する。
そのための一手間を面倒な手間と考えず、そこに心を込めるのが日本人の美意識だったのです。本書には、著者の「こだわりのおもてなし」が溢れています。
「感動を呼ぶおもてなしと言われても、こんな狭い我が家じゃとても無理」なんて声も聞こえてきそうですが、大丈夫! 例えば◎食材は色で整理する ◎一皿一品主義 ◎ビールをシャンパングラスで ◎野菜を器にして活ける ◎丸と四角の対極で盛る等々
美空ひばりさんとのお茶漬けのエピソードも読んでいて楽しい。少し背伸びしたお客様をセレブなお招きで招待してみたくなる一冊。 |