[図解]歴史をつくった7大伝染病
発売日
2008年10月22日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-70476-0

[図解]歴史をつくった7大伝染病

著者 岡田晴恵著 《国立感染症研究所研究員》
主な著作 『H5N1型ウイルス襲来』(角川書店)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 世界の歴史がいかに伝染病によって大きな変革をとげてきたかをビジュアルに解説。教科書が教えてくれない、知られざる世界の裏面史。



 細菌とウイルスが歴史を変える! まさに知られざる世界の裏面史に光をあてたのが本書。過去、感染症がいかに大きな社会変革をもたらしてきたか。主として7つの伝染病を取り上げ、豊富なビジュアルを駆使して明らかにした。

 視点を変えると、驚くべき歴史の因果関係が浮き彫りになる。たとえば、ローマ帝国の拡大とともに燃料調達のために行なわれた森林伐採。これがイタリアの風土病にすぎなかったマラリアを兵士内に蔓延させ、ついには帝国を分裂・滅亡にまで追い込んでいく。中世ヨーロッパでは黒死病(ペスト)が繁栄と衰退の大きな分かれ目となった。そして、ルネサンス運動がもたらした性の解放が梅毒を蔓延させ、その梅毒への恐れから、禁欲を説く新たな宗教観が誕生するといった具合。

 もちろん、人類の叡智はこうした感染症を苦労の末に克服してきたわけで、そうした足跡を紹介すると共に、最近の脅威である新型インフルエンザも取り上げている。