書籍
- 発売日
- 2010年03月23日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-77819-8
牛肉安全宣言
BSE問題は終わった
著者 | 唐木英明著 《東京大学名誉教授、内閣府食品安全委員会専門委員》 |
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主な著作 | 『暮らしのなかの死に至る毒物・毒虫60』(講談社) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 「全頭検査」は世界の非常識だ!──日本だけが莫大な費用をかけて行なっている「BSE検査」の不毛さを食品安全の専門家が糾弾。 |
牛のBSEは検査によって見つかるか? そうではない。発病の時期、検査技術の限界から、半数以上は見落とす。では「BSE対策の決め手」は何か? それは飼料としての「肉骨粉の禁止」と、食肉としての「特定危険部位の除去」だ。先進国はすべてこの方法で「牛肉の安全」を確保している。日本だけが「全頭検査」という根拠のない「安心対策」を義務づけて、年間30億円を無駄にし、輸入を制限しているのだ。
著者の唐木東大名誉教授は、国際的にも著名な「食の安全」研究の第一人者。その学究の人が、内閣府食品安全委員会の専門委員として淡々と「科学的な常識」を口にしたとたん、国会や市民団体、マスコミから、未曾有のバッシングを浴びた。
本書は「BSEパニック」の一部始終を目撃し、自らも騒動の渦に巻き込まれた著者が、満を持して書き下ろした「BSE騒動の舞台裏」。
日本は早く「全頭検査」をやめなければいけない。BSE問題は終わったのだ。
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