世代間格差ってなんだ
発売日
2010年06月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79021-3

世代間格差ってなんだ
若者はなぜ損をするのか?

著者 城繁幸著 《(城)人事コンサルタント》
小黒一正
高橋亮平
主な著作 <城・主な著作>『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 若者は搾取されている! 現状を憂う政策集団「ワカモノ・マニフェスト策定委員会」が送る、次なる世代の将来をよくするための大提言。



 ワカモノ党結党宣言! 全国の若者たち、団結せよ。

 給与格差9000万円? 高齢者の声に負けるな!

 どうやら日本の政治には、若者という視点は存在しないようだ。民主党政権は、国家公務員二割削減のために新規採用枠を四割近く削減した。目玉の子ども手当の財源も、結局は赤字国債である。まかり通る不公平。いまや政治のあらゆるプロセスが、次世代の若者たちに問題を先送りにしている。いまこそ若者は声をあげて立ち上がるべきである! 本書では「雇用」「社会保障」「政治参加」「子育て・教育・家族」の四つの視点から、世代間格差の本質を明らかに。そして具体的な政策=ワカモノ・マニフェストを提案する。

 (1)労働ビッグバンが若者を救う【雇用問題】

 (2)「世代間公平基本法」の制定を急げ【社会保障】

 (3)ユース・デモクラシーの構築【政治参加】

 (4)人生前半の社会保障の構築【子育て・教育・家族】

 終章 各政党マニフェスト評価ダイジェスト