外見だけで人を判断する技術
顔、服装、しぐさで見抜く

　茶髪でピアスの女子高生、派手なスーツとネクタイの新入社員。思わず眉をひそめたり、叱り飛ばしたくなっても「外見だけで人を判断してはいけない」と我慢していませんか。しかし本当に「外見」で人の性格はわからないものなのでしょうか。　本書は心理学者である著者がその常識を否定し、「見た目」がすべてだ！　と大胆に主張します。なぜなら人の顔、服装、しぐさには、その人の深層心理、つまりホンネの心がついあらわれてしまうものだからです。　例えば「ひとえまぶたの人は頑固」「茶色のスーツを着る人はケチ」「腕組みは警戒心のサイン」など、おもしろくて意外な事実が次から次へと明かされます。すぐには信じがたいかもしれませんが、そこにはちゃんと心理学的な理由があるのです。　さらにそうやって読み取った心理を利用して、人間関係を円滑にするコツ、相手を自分通りに操る方法を紹介します。ビジネス・恋愛の戦略に大いに役立つ一冊です。