生きるのが辛いのは決してあなたのせいではない
発売日
1999年04月08日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-60567-8

生きるのが辛いのは決してあなたのせいではない
きずな喪失症候群

著者 加藤諦三著 《早稲田大学教授》
主な著作 自分に気づく心理学』(PHP研究所)
税込価格 1,362円(本体価格1,238円)
内容 きずな喪失症候群の人に絡まれている限り、幸せにはなれない。こころを失った人生の虚しさと恐ろしさを説く、目からウロコの幸福論。



 まじめに、誠実に人と接しているが故に、傷つけられ、劣等感や疎外感に苦しむ人達がいる。相手がずるい人間だったり、毒のある人間でも、自分に非があると思いこみ、誰からも好かれる八方美人的生き方をして、さらに苦しくなる。 著者は、およそ人間にはこうした人に利用され、燃えつきるタイプと、他者にしつこくからみ、消耗させる「きずな喪失症候群」の人がいると言う。正反対のこの二種類の人がいることを認識しない限り、どんなに努力しても幸せにはなれない。生涯にわたって、人からいいように扱われてしまう。 本書は、きずな喪失症候群の犠牲になっている多くのまじめな読者に、危険なタイプの見分け方を教え、自由に自然に生きる方法を伝授する。ずるい人間のためにあなたが不幸になることはない。もし今、生きるのが辛いとしたら、自分自身を責め苛む前に、まず周りの人間を観察してみよう。画期的合理的な目からウロコの幸福論。渾身の書き下ろし。