日本独立戦争3
発売日
1999年07月12日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60683-5

日本独立戦争3
九州上陸作戦

著者 矢矧零士著
秋月達郎
主な著作 日本独立戦争1・2』(PHP研究所)
税込価格 964円(本体価格876円)
内容 沖縄に司令本部を置いた独立聯合艦隊は、大陸浪人・石原莞爾を味方にし南満州を制圧。ロシア海軍撃破の後、九州掃討作戦が敢行された。



 日露戦争に敗北した日本はロシアの属領、日本州となり軍は解体され、有為の人材の多くは海外へと散っていった。それから三十余年、欧州大戦が勃発した。これを機に米国に渡って米軍司令長官となっていた高野五十六は日本独立のための戦争を決意する。一方、日本でも、ロシア海軍の士官となっていた西村祥治らが反乱を企て戦艦ポチョムキンを強奪する。海南島に結集した独立蜂起軍は東南アジアで海賊を組織していた小澤治三郎、大盗賊団の頭目山下奉文らを味方に迎え、台湾、沖縄を奪還する。第三巻では、沖縄に本拠を置く独立蜂起軍は満州に雄伏していた大陸浪人の石原莞爾、馬賊の元締め板坂征四郎らと接触する。現在の手詰まりの状態を打破すべく十月十日、満州では彼らの、朝鮮では朝鮮の独立活動家の指揮の下、ロシアからの独立を求めた戦いが始まる。十日後、独立蜂起軍は総力を挙げて九州上陸作戦を開始する。吹上浜、千々石等水際で激しい戦闘が始まった。